投稿日:2024/03/16
銀行比較
銀行比較
☆ざっくり紹介
住宅ローンの借入れ先は大きく分けると
①無店舗型(auじぶん銀行など)
②新形態(イオン銀行)
③メガバンク
④地銀
⑤信用金庫
⑥労働金庫(東海労金)
⑦フラット35
⑧その他(JAなど・・・)
に分類できます。
ここで大事なポイント
①②⑥⑦以外は、実は・・・チラシやホームページに載っている金利などの条件は最低ラインで、借入する方の「勤め先」「年齢」「収入」等によって個別に条件提示されます。
ちなみに東海地方は③のメガバンクよりも④地銀の方が条件面で優れているため、③の選択肢は消えます。また、三重県においては⑤の信用金庫の条件がイマイチなため、⑤も消えます。そうすると、①②④⑥⑦⑧が実質的な検討先になります。が、ではその先をどう選ぶかですが
①②は借入の資金使途と額に制限があるため、オプション工事の予定があまりない、もしくは、自己資金をある程度用意する場合に向いています。
④と⑥に関しては、既存の借入れを一本化できたり、家具や場合によっては家電購入費用の借入も可能など、非常に使い勝手が良いのが特徴です。④と⑥の選択基準ですが、④については借入する方の「勤め先」「年齢」「収入」等によって個別に条件提示されるため提示される条件によって比較するのが得策です。
⑦については自営業の方やパート、契約社員など、雇用形態に縛られないという特徴があります。ただし、複雑な商品となっており、所要資金の100%の融資を前提としている場合には他の選択肢と比較すると金利は高い傾向にあります。一方で自己資金を10%以上出し、尚且つ借入期間を20年にする。もしくは自己資金を20%以上出す場合には魅力的な選択肢に変わります。
⑧については借入する方の「勤め先」「年齢」「収入」等によっては選択肢に入ってきますが、あまり登場しない選択肢となります。
【注意ポイント】
・基準金利の決まり方
無店舗型や新形態(イオン銀行など)の住宅ローンの基準金利の決まり方は、例えばauじぶん銀行の場合
auじぶん銀行が住宅ローンの貸出資金を調達するためのコスト
auじぶん銀行が住宅ローンの審査・販売に必要な事務および営業コスト
auじぶん銀行の収益および金利情勢など
上記のような要素が入るのが注意点です。
・団体信用生命保険+α
銀行によって様々な+αの商品が無料もしくは金利上乗せで付帯します。
同じ名称でも適用内容が異なったり、地銀の場合、借入する方の「勤め先」「年齢」「収入」等によって無料で付帯されたりするので、その点も比較するうえで重要なポイントとなります。
・借入にかかる諸費用について
銀行によって、「保証料0円」や「事務手数料〇円」など、いろいろな打ち出しを行っていますが、保証料0円の場合その分事務手数料という名目になっていたり、金利に上乗せされていたり等、借入に関する諸費用に関しては正味それほど変わらなかったりするため注意が必要です。